お腹の肉の落とし方

先日より、ぽっこりお腹を改善する3ステップというテーマで書いています。

 

「最近お腹がでてきたなあ」と思った際に、大半の人は食事制限をしたり、運動をはじめたりして、脂肪を落とそうとされるのではないでしょうか?

 

確かに、脂肪が原因でお腹がぽっこりしている可能性はあります。

 

しかし、ぽっこりお腹は脂肪がついているということだけが原因ではありません。

 

ぽっこりお腹を改善するためには、脂肪を落とすことに加えて、下記の3つのポイントがあります。

 

①身体をまっすぐにする

②身体を引き伸ばす

③身体の前面の筋肉の緊張を緩め、背中の筋肉を鍛える

 

①②の記事は下記から

 

①身体をまっすぐにするについて書きました。

http://www.ishidastyle.com/2014/09/16/personaltrainer-ishida/

②身体を引き伸ばす

http://www.ishidastyle.com/2014/09/18/personaltrainer-ishida/

 

本日は、③体の前面の筋肉の緊張を緩め、背中の筋肉を鍛えるについて書いていきます。

 
【身体の前面の筋肉の緊張を緩め、背中の筋肉を鍛えるとでぽっこりお腹が改善される理由】
 
■身体の前面の筋肉を緩める理由
 
日常生活では、前かがみになったり、腕を前に伸ばしたりという動作が多く、身体を後ろに反らす動作をあまり行いません。
 
そのため、身体の前面の筋肉が緊張している状態になりがちです。
 
身体の前面が緊張する、つまり猫背の状態になりがちです。
 
猫背の状態になると、お腹の部分に脂肪がたまり、たるみができます。
 
この脂肪のたるみがぽっこりお腹の原因の一つです。
 
脂肪がたるんでいるということから、運動や食事制限を行う方がたくさんいらっしゃると思いますが、この場合は運動や食事制限をしてもぽっこりお腹は改善されません。
 
緊張してしまっている、身体の前面の筋肉を緩めて、自然体の身体にする必要があります。
 
 ■背中の筋肉を鍛える理由
 
筋肉には、主働筋と拮抗筋があります。
 
主働筋と拮抗筋は常に反対の動きをします。
 
主働筋が収縮すると、拮抗筋は弛緩します。
主働筋が弛緩すると、拮抗筋は収縮します。
 
今回の場合、主働筋が身体の前面の筋肉で、拮抗筋が背中の筋肉となります。
 
そのため、背中の筋肉をトレーニングし、引き締めることで、身体の前面の筋肉は弛緩していきます。
 
 上記の二つの内容をまとめると、体の前面の筋肉を緩め、背中の筋肉を引き締めることで、下記の写真のように自然体な身体にし、お腹のたるみを改善していきます。
 
【身体の前面の筋肉の緊張を緩めるための方法】
 
とてもシンプルですが、バンザイをした状態で仰向けに寝転がります。
 
その状態で2~3分静止しておくだけで、体の前面の筋肉は緩みます。
 
・足は少し開いた状態で
・手は体が一番伸ばされる幅に広げます。(肋骨が上に引き上げられる位置)
 
【背中の筋肉をトレーニングする方法】
 
(上体反らし)
 
■開始姿勢
・膝が90°ぐらいに曲がる高さの椅子などに座る
・足は少し広めに広げる
・胸を張り、背筋を伸ばし、正面を観る

■状態を倒す

・正面を観た状態で

・胸を張り、背筋を伸ばした状態で

・ゆっくり動かす

・5秒で下し、3秒静止、5秒で上げる

■回数とセット数

・10~15回

・3セット以上

・セット間の休息時間30秒

 

【最後に】

 

上記の内容が③身体の前面の筋肉の緊張を緩めて、背中の筋肉を鍛えるについての内容です。

 

ぽっこりお腹を改善する3ステップを3回に分けて書いてきました。

 

①身体をまっすぐにする

②身体を引き伸ばす

③身体の前面の筋肉の緊張を緩め、背中の筋肉を鍛える

 

3つのステップをぜひ一度試してみてください。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

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