【脚の筋肉を緩めることでむくみが改善される理由】
筋肉が硬くなると、血液やリンパなどの循環器が圧迫され、これらの循環が悪くなります。
血液やリンパには酸素を運搬したり、老廃物を排泄する役割があります。
そのため、筋肉が圧迫され循環が悪くなると、老廃物がたまり低酸素状態になります。
これがむくみの主な原因です。
つまり、筋肉の緊張→血液 リンパの圧迫→むくみということになります。
そのことから、筋肉の緊張を緩めて循環を良くすることでむくみは改善されます。
では、脚の筋肉を緩める方法について書いていきます。
【脚の筋肉を緩める方法】
■身体調整
身体調整とは、関節と関節のかみ合わせを調整し、筋肉の緊張を緩める技術です。
関節に歪みが生じると、筋肉がねじれてしまい、循環が悪くなります。
そのため、股関節 膝関節 足関節の三つの関節を調整し、脚の筋肉のねじれを調整します。
本来、股関節 膝関節 足関節は連動して動く仕組みになっています。
しかし、関節に歪みが生じることで、上手く連動しなくなります。
そのことから、これら三つの関節の連動を覚えさせることで、関節の歪みが調整されていきます。
連動方法をご紹介します。
ステップ1 足関節の背屈
ステップ3 足関節の背屈と膝関節の屈曲と股関節の屈曲
一連の流れを下記のムービーを参考にしてみてください。
調整後に上手くできていれば下記のような状態になります。
・つま先がおよそ15°外に向いている。
・膝の上あたりが、細くなる
・筋肉の緊張が緩む
【歪む原因の改善 立ち方、歩き方】
日常の立ち方、歩き方に歪む原因があると、いくら調整を行っても元に戻ってしまいます。
そのため、立ち方 歩き方を改善する必要があります。
筋肉に力が入らない、立ち方や歩き方に改善していかなくてはいけません。
■立ち方
立ち方で一番重要なことはフラット着地です。
フラット着地とは、拇指球 小指球 踵の三点(足裏全面で)立つことです。
下記の図の赤丸の位置を意識して立つことで、フラットな位置で立つことができます。
■歪まない立ち方を習得するためのスクワットについて
スクワットの手順
・フラットの位置で立つ
・足幅は肩幅ぐらい
・つま先をおよそ15°ずつ外に向ける
・フラットの位置に重心がかかるように足首の力を緩める感覚でしゃがむ
・臀部と脚の付け根の部分を意識する
・100回反復する
■歩き方
歩き方で意識することは、フラット着地と重心移動です。
重要なのは脚を前に出すのではなく、体の重心を前に運ぶということです。
脚を前に出す歩き方では下記の写真のように踵の後方部分で着地をしてしまうため、脚に負担がかかりむくみが生じやすくなります。
フラットな位置で着地をするためには、脚ではなく、体の重心を前に運ばなくてはいけません。
下記の写真のように着地をした際に、足から頭までが一直線上になります。
上記のように、体の重心を前方に運びフラットの位置で着地をすることで足への負担が軽減し、脚はむくみにくくなります。
【まとめ】
・脚のむくみを改善するためには、筋肉を緩めて循環を良くする
・筋肉を緩めるためには、身体調整と動作の改善が必要
以上のことが脚のむくみを改善するための内容です。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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