【腰痛の痛みを改善するための方法】
大阪の茨木市にあります、パーソナルトレーニングスタジオです。
Ishida styleでは、腰痛の痛みを改善するためのトレーニングを行っています。
【腰痛の主な原因について】
腰痛には様々な原因があり、一概に腰痛の原因を断定することはできませんが、日常の負担から発生する慢性的な腰痛の改善方法についてご紹介していきます。
慢性的な腰痛の主な原因は、血液やリンパなどの循環が悪くなることです。
循環が悪くなる一つの理由として、姿勢の歪みがあります。
人間は常に重力を受けているので体への負担を分散させるために、背骨が湾曲しています。
この湾曲している部分はアーチと呼ばれています。
アーチは体への負担を軽減させるために重要な役割があります。
しかし、姿勢の乱れからアーチが崩れると、腰への負担が分散されなくなり腰痛が発症します。
また、人間本来の自然な身体から歪みがでると、血液やリンパなどの循環も悪くなります。
そのことから、腰痛を改善するためには、アーチのある本来の自然な身体にする必要があります。
では、アーチのある自然な体にするための方法について説明していきます。
【アーチのある自然な体にするための方法】
■ポイント
①身体調整
②フラット着地
③スクワット
【身体調整について】
身体調整とは、関節と関節の噛み合わせを良くし、身体の歪みを整える技術のことです。
まずは全身を調整することが理想ですが、それには人の手が必要となります。
アーチを作るうえで一番重要となるのが、足元を整えることです。
いつも積み木を例に説明していますが、積み木は下部がずれてしまうと上部が安定しません。
人間の身体も同じで下部の足元が歪んでいると、上半身もずれてしまいます。
そのことから、アーチを作って自然な身体にするためにはまず、足元を整えていかなくてはいけません。
では脚の身体調整の方法をご説明していきます。
■脚の調整方法
本来、足関節 膝関節 股関節は連動して動きます。
しかし、関節が歪んでくるとうまく連動しなくなってしまいます。
そのことから、これら三つの関節の連動を覚えさせることで脚の歪みは整っていきます。
では連動を覚えさせる方法について説明していきます。
ステップ1 足関節の背屈
■フラット着地について
フラット着地とは、母子球 小指球 踵の三点で着地をすることです。
三点で着地をすることで、土踏まずと踵の間でちょうど脛骨の真下に重心がかかります。
下の図の赤丸の位置です。
人間本来の自然な姿勢を保つためには、立つときや歩く際に、上記の赤丸の位置で着地しなければいけません。
フラット着地の癖をつけることで、徐々に姿勢は整っていきます。
■クォータースクワットとしゃがみ込み
上記の足関節 膝関節 股関節の連動とフラット着地を意識して、スクワットを繰り返します。
手順
①フラット着地を意識して、肩幅ぐらいの足幅で立つ
②つま先はおよそ15°ずつ外に向ける
③顔は正面を観る
④足関節の力を抜く意識で、軽くしゃがむ
⑤軽くしゃがんだ状態で、フラットの位置を意識しながら上下に揺れる
(この際に、背中などの筋肉の緊張が緩む感覚をつかむ)
⑥①~④の手順でしゃがむ立つを繰り返す(30回程度)
⑦一番下までしゃがみ、フラットの位置で上下に揺れる
⑧①~④⑦の手順でしゃがみ込みを繰り返す(10回程度)
上記の手順の詳細は下記のムービーをご参照ください。
腰が少しそれた状態になり、自然なアーチができているのがお分りいただけると思います。
ぜひ一度試してみてください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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